おうちと園との連携で進める歯みがきトレーニング

子どもの健康な成長に欠かせない習慣のひとつが「歯みがき」です。しかし、小さな子どもにとって歯みがきは楽しいことばかりではありません。
歯みがき習慣を身につけるためには、家庭だけ、あるいは保育園だけで頑張るのではなく、おうちと園が協力しながら進めていくことが大切です。

歯みがき習慣は幼児期の大切な土台

乳歯はいずれ生え変わるからと軽く考えられがちですが、乳歯の健康は永久歯やあごの発達にも影響するといわれています。また、幼児期は生活習慣を身につける大切な時期です。毎日の歯みがきを当たり前の習慣として身につけることで、将来的な虫歯予防にもつながります。
そのため、「しっかり磨くこと」だけでなく、「歯みがきに慣れること」「嫌なイメージを持たせないこと」がカギになります。

保育園での歯みがきトレーニング

保育園では、食後の流れの中で歯みがきや口腔ケアに取り組むことがあります。
お友だちと一緒に行うことで、
・楽しみながら取り組める
・真似をしながら覚えられる
・歯みがきへの抵抗感が減る
といったメリットがあります。
また、保育士が「上手にできたね」「お口を大きく開けられたね」と声をかけることで、子どもは達成感を得やすくなるものです。

家庭での取り組みも欠かせない

保育園で歯みがきに取り組んでいても、家庭での継続がなければ習慣として定着しにくくなります。
おうちでは、
・毎日同じタイミングで歯みがきをする
・保護者も一緒に磨く
・歯みがき後に仕上げ磨きを行う
といった取り組みがおススメ。特に小さな子どもは、大人の真似をすることで多くを学びます。保護者が楽しそうに歯みがきをしている姿を見せることも効果的です。

子どもが嫌がるときはどうする?

歯みがきを嫌がる子どもは少なくありません。無理に押さえつけたり叱ったりすると、歯みがきそのものが嫌な時間になってしまうことがあります。そんなときは、
・好きなキャラクターの歯ブラシを使う
・歯みがきの歌や絵本を活用する
・「10秒だけやってみよう」など小さな目標を設定する
といった工夫を取り入れてみましょう。

おうちと園で情報を共有しよう

歯みがきトレーニングを効果的に進めるためには、家庭と園との情報共有も重要です。例えば、
・家では嫌がるが園ではできている
・特定の歯ブラシなら使える
・仕上げ磨きを嫌がっている
といった情報は、保育士と保護者がお互いに知っておくことで、より適切な対応につながります。連絡帳や送迎時の会話を通じて、小さな変化も共有できるとよいでしょう。