ライフスタイルの変化に合わせ、保育士からベビーシッターへの転身をする方は近年多くいます。ベビーシッターは時間の融通が効きやすく子育てがひと段落し育児の経験を活かしたい方などにも最適な職ともいえます。
ベビーシッターと保育士、なるのならどちらのほうがいいのか。そんな疑問もあるかと思います。今回の記事では、そんなふたつの職業を比べてみたいと思います。
まず、ベビーシッターは主に利用者の自宅へ伺いだいたい1人から多くて4~5人ほどの子どものお世話をします。時給はだいたい1000円から1500円ほどで、勤め先によってはそれ以上になるところもあります。更に、パートやアルバイトとして働くことが多い為労働時間は自分自身で決めることができます。ベビーシッターをやるとなっても、子ども相手ですから資格は必要ないとしても向き不向きがあります。前職が、保育士であったり子育ての経験がある人は大きなメリットとなります。利用者からの信頼を得る為に子どもについての資格を持っている事はとても有利です。保育士資格や幼稚園教諭免許などを持つ事によって利用者は持っていない人に比べてはるかに安心してベビーシッターを頼むことができるでしょう。
さらには、ベビーシッターとしての評価が高くひっぱりだこになると時給もそれに伴い上がります。口コミなどを利用して仕事が個人で取れるようになると、独立することも可能です。
更に、ベビーシッターは集団保育とは違い基本的に少人数制での保育となるため子どもの個性をしっかり見ることができ伸ばしてあげる事も可能です。また、集団保育のようにイベントなどもないので事務的な作業がありません。
しかし、人気のあるベビーシッターになるには相当な努力と時間を要します。ベビーシッターは正社員ではなく、派遣やパート扱いとなりそれほど頻繁にお仕事が入ってきたりするわけではありません。転職を考えるとなると、当然リスクもあるでしょう。
それでも現代社会の問題とされるひとつに待機児童問題が大きくあります。保育園に子どもを預ける事の出来ない親御さんなどにとってはベビーシッターのサービスは今後ともより求められるものになりつつあります。
働き方を変えたい、自分自身の働きで信頼と収入を得たい、自由度のある働きかたがしたい
そんな方にはもってこいの仕事なのではないでしょうか。