保育士は大変な仕事です。
子どもたちと関わる仕事がしたい、子どもが好きだからという理由だけではその忙しさに心が折れて園を去ってしまう保育士も少なくありません。
しかし、その大変さを差し引いても保育士という仕事はとてもやりがいを感じられる仕事なのです。
保育士のやりがい
子どもが好きで保育士を選ばれた方が多いでしょうから、子どもたちの笑顔がみられることは仕事のやりがいと言えます。
また、1人ひとりの子どもの「できた」という瞬間、成長を近くで感じられることもやりがいとなるでしょう。
運動会や発表会などのイベント成功でも上記の2つとともに達成感を味わえます。
なにより、保護者から感謝されることで子育て支援者としての社会貢献をしている自信が得られるでしょう。
お子さんの命とその人格形成に与える影響は半端ではなく責任が重く、その対価に見合っていないお給料だと感じる人も多いですが、お金には代えられない満足感が得られるのです。
やりがいを持って働くために
保育士として働き続けるために必要なモチベーションを維持するためにはやりがいが必要です。
やりがいを持って楽しく働くために必要なことを考えてみましょう。
関わる人との信頼関係を築く
保育士が退職してしまう原因として人間関係が大きなウエイトを占めます。
大変な仕事ですが、一緒にがんばろうとする同僚や、業務効率化を図ったり、的確な指導ができたりと尊敬できる先輩保育士がいればモチベーションは維持できます。
また、保護者とも信頼関係を築くことでやりがいをもって働くことができるでしょう。
「誠実な先生」「信頼できる先生」と評価されることで向上心も芽生えるのではないでしょうか。
体調管理をする
保育士の仕事は体力勝負。年齢を重ねても保育士の仕事を続けられている方は、体調管理がしっかりできています。
元気に走り回る子どもたちと楽しく関わることができますし、繁忙期も乗り越えることができます。
日頃から運動に取り組んだり、栄養のある食事をしっかりとったり、保育士同士で負担が偏らないよう連携するようにしましょう。
ストレスケアをする
保育士の仕事は責任が重く、人と人とのかかわり合いのためストレスは多くかかります。
担当する子どもたちの人数や年齢に関わらずストレスがかかるためケアをすることはとても大切です。
ケアを怠ると心の病気になってしまうこともあります。
しっかりと休息をとるために湯船につかってリラックスしたり、質のいい睡眠がとれるよう工夫をしたり、趣味の時間を充実させたり、小さなご褒美を準備したりと自分ならではの対処法でケアをしていきましょう。