新年度で新卒の保育士が入職してきたという園もたくさんあるでしょう。
新卒だけでなく、保育現場未経験の潜在保育士だった方もいらっしゃるかもしれません。
スクーリングや保育補助などくらいの現場経験では乗り越えきれない悩みがあります。
こちらではそんな悩みと対応策についてご紹介しましょう。
子供との接し方がわからない
子どもが好きで子どもにかかわる仕事がしたいという気持ちで保育士になった方は多いでしょう。
しかし、実施に保育現場に立つと子どものパワーに圧倒されます。
泣いてしまったときにどうすればいいのか
子どもたち同士でケンカがはじまったときはどうすればいいのか
頭ではわかっていても混乱してしまうのです。
気づくと先輩保育士がサッと対応してくれているということがあるでしょう。
そんなときはチャンスと捉えて先輩保育士を見習うようにします。
そして基本は子どもたちをしっかり観察し、話をよく聞くこと。
思い込みで意見を押し付けないようにしなければいけせん。
あとは日々の保育による経験の積み重ね。
子どもたちと楽しく遊ぶときは楽しく、叱るときには毅然とした態度でメリハリをつけていきましょう。
ケガや体調不良に気づかない
保育士の配置基準から考えても1人の保育士が担当する子どもたちの人数は多いです。
そのため目が行き届かずにケガや体調不良に気づけないことがあります。
子どもにとってはケガをする経験は必要ですし、すべてのケガを保育士が防ぐことは不可能でしょう。しかし子どもの安全を守ることも保育士の仕事の一環。
子どもから目を話さない、背を向けない、すぐに動ける座り方をする、子どもが大勢密集しないように配慮するなどが大切です。
話を聞いてもらえない
子どもたちの注目を集めようとしても、話をきいてもらえない、子どもたちをまとめられないということは保育士なら誰でも通る悩み。
新卒保育士だからいうことを聞いてくれないということではありませんし、保育が良くないということもありません。
まずは子どもたちとの信頼関係を築くことが大切です。
先輩保育士のサポートやアドバイスを参考に、焦らず子どもたち1人ひとりと向き合ってみましょう。
保護者が覚えられない
担当の子どもたちが多いということは、その保護者もそれだけ多いということ。
誰のお父さんかお母さんかわからない、顔と名前が一致しない、ということは少なくありません。
入園したばかりのお子さんの保護者を覚えるのはベテラン保育士でも苦手とする方はいます。
まずは児童票や保護者情報でできるだけ顔と名前を一致させることは防犯上でも大切です。
さらに積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
わからないときには素直に聞けばよいのです。