ICTで効率化する園が続出!保育指導案の書き方

 

保育園では保育士が、園の行事や指導計画を全体的な計画に基づいて具体的な保育が適切に行われるように作成します。
子どもたちの生活や発達を丁寧に見通して、長期的な指導計画と短期的な指導計画を作成するのです。

また、具体的に子どもたち1人ひとりの日々の生活に即した計画を作成しています。

しかし、そのためには多くの事務作業時間が必要になります。

慢性的な保育士不足の保育施設が多い中、事務作業を軽減させるためにICTシステムを導入する保育施設が増えているのです。

 

業務負担の大きい手書き書類

 

子どもたちの個々の発達に応じて適宜に修正を行いながら計画をすすめております。

子どもたちの発達や今の状況、個々の状況にあわせてどのような計画にするかを考えていく時間を十分に確保するためにそれ以外の作業はできるだけ時間短縮をして勘案する時間を多く撮れるように工夫が必要です。

指導計画書は今までは手書きで書いていて書類の枠内に収まるように小さい文字で書いたり、修正も何度も書き直したり、消しゴムで消したりとする作業が行われていました。また参考にする資料なども探しながらおこなうという非効率なこともしておりました。なによりもクラスごとの子供の状況を細かく把握してそれをもとにしながら細かい指導計画を立てています。

ICT化で業務負担を軽減

そのために保育園もICT化をすすめて上手に時間をつくることをしています。

ICT化の導入で指導計画のてまひまがかかる部分が大幅に解決されました。
手書きで何度も修正しなければならない部分がPCやタブレットを上手に使うことで書くことの負担がかなり軽減されました。修正やコピーもすぐにできますので作業の効率化が図られています。
資料の管理も一元化されていますので閲覧もスムーズで紛失するリスクもありません。
整理整頓もとても楽になります。書類が少なくなることで保育に必要なものだけをだしておけばよいので一石二鳥です。
また、資料の共有も複数人で共有して閲覧することができて職員間での確認なども短時間でできます。作成状況も共有したり、承認者も確認していけるという利点もあります。

保育の質の向上を目指して

保育をする上で重要なことは子どもたちへの時間を作ることが大切になります。

そのために軽減できる作業はICT化を上手に利用して時間を確保していくようにしているのです。
例えば

0歳児の指導案は乳幼児の発達の中で視覚、聴覚などの感覚や座る、はう、歩くなどの運動機能が著しく発達し、特定の大人との応答的なかかわりを通じて、情緒的な絆が形成されるという特徴がある。

これらの発達の特徴を踏まえて、乳幼児保育は、愛情豊かに、応答的におこなわれることである。

との保育所保育指針に沿って園では細かい保育指導計画を立てています。

このように月齢に応じた保育の指針によるポイントをおさえてしっかりと指導計画を見直しながら計画を進めております。
愛情豊かに専門家としてそしてICTも上手に利用して子どもたちの成長を願いながら取り組んでいるのです。