保育士は楽しさや喜びがたくさんある仕事ですが、仕事の量が多く大変です。そのためうまく時間を使って気持ちの余裕を持つことで、子ども達と穏やかに過ごすことができます。
そこで今回は、忙しい保育士が時間をうまく使う方法を解説します。
時間を決める
日中は子ども達の保育を全力で頑張って、夕方いざ事務仕事をしようと机に向かってもやる気が出ないときは誰にでもあると思います。人間の集中力や頑張る力には限りがあるので、1日中ずっと緊張や集中し続けるのは無理です。しかし、そのままついダラダラと仕事をしていても要領が悪く、時間は無駄に過ぎてしまいます。
そのため、1つ1つの仕事の予定時間を決めることが大切です。退勤時間を決めて、それまでに終わらせる仕事を決めましょう。たとえば、決めた時間になったら途中でも切り上げて帰ることに徹底します。また、「クラスだよりを1時間、制作物の下準備を2時間」など、1つ1つの時間の予定時間を決めましょう。時間が決まっていないと延々とやり続けてしまいがちですが、目標時間を決めることで時間内に終わらせようと集中して取り組むことができるでしょう。
To Doリストを活用する
保育士は仕事量が多く、複数の仕事を同時進行でやらなければならないこともよくあります。やらなければいけない仕事をうっかりしていて、気付いたときには期日の前日で、終わるまで帰れず遅くまで残業してしまうこともあるでしょう。
計画を立ててコツコツ仕事を進める習慣が身に付けば、時間をうまく使えるようになります。そのためには「To Doリスト」の活用が効果的です。やらなければならないことが明確であれば時間の見通しを立てることもでき、仕事の優先順位も一目でわかります。「優先度の高い順番に書く」「色分けする」などの方法も有効です。「1日ごと」「週ごと」「月ごと」などそれぞれの期間でTo Doリストを作り、チェックしながら仕事を進めていきましょう。1つ1つチックしながら仕事をすると、達成感も感じやすくなるでしょう。
ほかの人の仕事を手伝う
「自分の仕事だけで手いっぱいなのに、ほかの人の仕事まで手伝っていたら尚更帰る時間が遅くなる」と思うでしょう。しかし、自分の仕事が早く終わって余裕があるときは、ほかの人の仕事を手伝うことでみんなが早く帰ることができます。
あなたがテキパキと仕事をして早く帰ったり、周りの人を手伝ったりするようにしていると、周りの人も影響されて効率的に仕事をし、早く帰る職場に変わるかもしれません。
まとめ
保育士は1人で仕事をするわけではないので、自分の仕事が終わっても周りの人が残っていると帰りづらかったり手伝いをして遅くなったりすることがあるでしょう。しかし、時間を有効に使って仕事に取り組む姿が周りの人達によい影響を与えることもあります。まずは、今回提案した3つの方法を実践して、時間を有効に使いましょう。