あなたは大丈夫?運動会で保育士を困らせる保護者の行動7つ

保育園の運動会は、子どもたちが一生懸命に練習してきた成果を披露する特別なイベントです。
保護者にとっても、子どもの成長を感じられる素晴らしい機会ですが、そんな運動会でついやってしまう保護者の行動が、保育士にとって困りごとになることが。
今回は、運動会で気をつけたい保護者の行動をご紹介します。

1. 無断で場所取りをする

運動会では、会場のスペースに限りがあるため、事前に場所取りに関するルールが設けられていることがほとんどです。しかし、中には早朝から無断で場所を確保する保護者も。
こうした行動は他の保護者とのトラブルにつながるだけでなく、保育士が対応に追われてしまう原因になります。指定された場所や時間を守り、ルールを遵守しましょう。

2. 競技中に写真やビデオ撮影に夢中になる

我が子の姿をカメラに収めたいという気持ちはよくわかりますが、撮影に夢中になりすぎて他の保護者や保育士の視界を遮ってしまうことがあります。また、子どもたちの動きに合わせて競技エリアに入ってしまうと、運動会全体の進行にも支障をきたします。
撮影は指定された場所から行い、他の保護者や保育士、そして子どもたちの安全を第一に考えましょう。

3. 保育士に過度な要求をする

運動会当日は保育士も多忙です。そんな中で、「うちの子だけ特別に…」というような過度な要求をすると、全体の進行に影響を与えてしまうことがあります。
運動会は多くの子どもたちが一緒に楽しむ場ですので、個別の要望は控え、全体のルールやプログラムに協力する姿勢を持ちましょう。

4. プログラムに対して文句を言う

「もっと〇〇の競技が見たかった」「うちの子の出番が少ない」など、プログラムに対する不満を保育士にぶつける保護者もいます。
しかし、運動会のプログラムは子どもたちの成長や安全を考慮して計画されたものです。その場でのクレームは、保育士の負担となるだけでなく、楽しい雰囲気を壊してしまうことも。
意見がある場合は、後日冷静な場で伝えるようにしましょう。

5. 飲食マナーを守らない

運動会では、休憩時間にお弁当を広げることも楽しみのひとつですが、ゴミの放置や飲み物のこぼれなど、マナーを守らない行動は保育士を困らせる原因になります。
ゴミは必ず持ち帰る、決められた場所で飲食をするなど、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

6. 子どもに無理をさせる

「もっと頑張りなさい!」と声を荒げたり、「負けるなんて許さない」といった厳しい言葉をかける保護者もいます。
子どもにとって運動会は、成長の場であり、楽しい思い出を作るためのイベントです。無理をさせたりプレッシャーを与えるのではなく、「頑張っている姿を応援する」という気持ちで見守りましょう。

7. 終了後に長居する

運動会が終わった後、保護者同士でおしゃべりを続けたり、片付けを手伝わずにそのまま帰ってしまう保護者もいます。
保育士たちは、終了後も片付けや後処理が待っていますので、スムーズに解散できるよう協力しましょう。