梅雨の時期には特徴的な虫たちが活動します。
カタツムリやアメンボなどです。
梅雨に関連する虫の生態や特徴、面白い事実を子どもたちと一緒に知っていきましょう。
また、虫を観察する場所や方法、虫の生態系の大切さについても子どもたちと確認してみましょう。
自然の生き物に触れる大切さ
両生類や雌雄同体、水生生物など生き物が苦手という保育士の方も少なくないでしょう。
しかし子どもたちは大好きですよね。
これは理にかなっています。
幼児期から生き物に直接触れるなどの自然体験をしていると子どもたちはさまざまなインスピレーションを感じるのです。
五感を刺激し、好奇心や豊かな感受性の発達を促します。
新しい体験や発見は感動を覚えるものです。
梅雨の時期は少し外にでるとさまざまな生き物と出会うことができます。
きっと見つけたものを保育士の方に見せようと持ってきてくれるでしょう。
子どもたちがもってきたものをあからさまに嫌がるのはNG。
苦手な方もできるだけ笑顔で苦手なことを伝えましょう。
自分たちが楽しいことや好きなものを苦手と感じる人もいるということを知るよい機会になります。
梅雨の時期の特徴的な生き物
梅雨の湿気が多くなるこの季節は、虫たちにとっても活動しやすい環境となります。
子どもたちと一緒に、自然の中で虫探しを楽しんでみましょう。
カタツムリ
梅雨の代表的な生き物といえば、カタツムリですね。
湿度が高い環境を好み、雨の後や夜間に活動することが多いです。
カタツムリは触っても安全ですし、子どもたちに人気のある観察対象でもあります。
一緒にカタツムリの生態を観察し、子どもたちの好奇心を刺激してみましょう。
アメンボ
梅雨の時期によく見かける虫といえば、アメンボも挙げられます。
アメンボは水辺に生息し、特に水たまりや水路周辺でよく見かけます。
子どもたちにアメンボを捕まえて観察してもらうと、その足の速さや水の中での泳ぎ方に興味津々です。
セミ
梅雨の終わり頃から夏にかけて、セミの鳴き声を聞くことができます。
今年のように早い時期から夏日を迎えているとすでに鳴いているセミもいますね。
セミは木々にとまり、特徴的な鳴き声を響かせます。
子どもたちと一緒にセミの鳴き声を聴きながら、セミの生態や種類について調べてみるのも楽しいですね。
ヤゴ(カゲロウの幼虫)
梅雨の季節には、水辺でヤゴ(カゲロウの幼虫)を見ることができます。
ヤゴは水中で暮らし、水辺の植物にとまって生活しています。
子どもたちに水生昆虫の一つであるヤゴの姿を見せながら、生態系や生態系の重要性についてもお話ししましょう。