親子でドキドキ「慣らし保育」とは

保育園に入園が決まると、入園までの準備や仕事の復帰などたくさんの準備がありますよね。
書類などの準備だけに限らず、こどもがスムーズに園で生活スタイルが確立できるようになるための準備は行っていますか??
今回はそんなこどもの為の「慣らし保育」についてお話します。
慣らし保育という言葉はなんとなく聞いたことがある方も少なくないと思います。多くの園で実施されているので慣らし保育でできることやギリギリで焦ることのないようにしっかり準備していきましょう。

慣らし保育とは、簡単に説明するとこどもが始めから一日保育をするのではなく短い時間が保育園での生活に少しずつ慣れていくという方法です。
慣らし保育は大体二つのパターンに分かれていて、①前半 と②後半 に分類されます。

①      前半 は午前保育となります。
朝から保育園に行き、給食は食べずに家に帰宅する。
②      後半 は午後保育となります。
午前保育に給食を食べて、お昼寝は各家庭でする。

このように子どものスタイルに合わせて選ぶことができます。
期間はだいたいにして1~2週間ほどです。子どもが慣れなければ期間を伸ばすということも可能であり、初めてのことばかりの環境に疲れも溜まるので少しずつ調整していくことができます。

しかし、慣らし保育も保育園によっては期間を伸ばしたりすることができない場合もあるのでお子様が通う園についてしっかり調べる事が必要不可欠です。

慣らし保育を行う事のメリットはたくさんあります。
まず、子どもにとって保育施設は安心できる場所と認識させることができます。先生や同年代の子どもがたくさんいることで最初は緊張があることと思いますがいきなり一日を過ごすより遥かにストレスは少なく済むことができます。
更には、お家の玩具だけではなく園の遊具に触れることで楽しいと感じることができ、慣れるためには楽しいという感情がとても大切です。
そして、何よりも子どもが保育施設に通うという日常スタイルになれる事がメリットでもあり目的ですね。朝、決まった時間に起きて身支度をするというルーティンを持つことは成長にとってとても大きなことになります。保護者も育児の体調の変化などを子どもが規則正しい生活を送れるようになることによって軽減されていきます。

子どもにとってのメリットだけではなく、保護者も園の先生たちとの信頼関係も築けるので今後円滑な保育となるので慣らし保育は効率よく利用してみるべきですね。
しかし、保護者の仕事復帰と慣らし保育を重ねてしまうと子どもはお昼に家に帰る事となるので保護者は育児休暇中に行うのが無難です。先生と、スケジュールもしっかり確認したうえで慣らし保育を活用してみてはいかがでしょうか。