保護者が見やすいおたよりの書き方

保育士さんのお仕事で毎日の悩みの種のひとつが、保護者に向けたおたより作成ではないでしょうか。特に、新人の頃や書きなれていなかったりすると、時間がかかり書き出しから混乱してしまい、毎日のおたより作成が億劫になってしまいますよね。
今回の記事では、そんなおたより作成で見やすい伝えやすいコツをお伝えします。
まずは、おたよりは何を書くものなのか。特に新人の先生などはこれがわからなければ書き出しからつまずいてしまいますね。
おたより作成でこれだけは絶対に書くものをまずは、決めておきましょう。

季節に合わせたあいさつ

これは堅苦しい文ではなくて子どもたちと季節に合わせて書くと尚、保護者に伝わりやすくなります。

子ども達の日々の様子

月で流行った、子ども達の話題や遊びの様子などを添え園での生活が想像しやすくなるようなものがいいですね。普段からメモをとるようにして、突発的な話しのネタをメモしておくとおたより作成もスムーズになり保護者からも安心できる内容となるでしょう。

月行事のお知らせ

その月の行事やイベントは保護者に知っておいてもらいましょう。夏であれば、プールの予定なども書きこむことで家庭でのプールの為の準備なども前もって行えます。そして、保護者参加の行事などは必須です。また、お知らせリストの中にその月の誕生日の子どもの名前などもいれる園もあります。
お知らせ事は簡潔に何が必要で何が行われるか見落としの無いように記入しましょう。

月ごとのお願い

保護者へ向けてのお願いごとを記入しましょう。ここは少し強調させて書く事が重要です。太文字にしてみたり、アンダーラインを引く事で保護者にとって分かりやすい内容となります。

 

 

おたより作成は時間のかかる作業です。最近では、ICT導入が進んでいるところもあり簡単におたよりを作成でき、子どもとの時間に当てる体制を整えている園も少なくはありません。中身を考えるのはあくまでも先生ですから、日々の子どもの行動をチェックすることは日々過ごす事の中で重要ですがICT導入も一つの手なのかもしれませんね。
また、テンプレートの文を考えてストックしておくことや見やすいためのレイアウトを前もって考えておくことも見やすさアップのための今できる近道なのではないでしょうか。

おたより作成で大切なことは、保護者が読みやすく書く事。楽しい内容であれば、保護者も安心し子どもを預けられます。ぜひ、試行錯誤しながらおたよりを作成してみてくださいね。