ぐっと寒くなってきましたね。子どもたちは毎日元気に過ごしています。
風邪や新型コロナに感染しないようしっかりと手洗い、うがいに気を付けています。
そして医食同源ということ言葉もあるとおり、食事は病気を防ぐために大切なものです。
元気に楽しく食べるお食事、「食育」について今日はお伝えしていきたいと思います。
食育とは
保育園でとても大切にされている「食育」は子どもたちに食の大切さを伝えていくものです。
食を通して沢山のことを子どもたちは経験し、学び、成長をしていきます。
保育施設での取り組み
生活の基本
園ではどんなふうに取り組みを考えていきましょう。
保育園での「食育」とは食を通してさまざまな経験をし、「食」に関する知識も得ることができますし、健康についても考えられるような人になるように育てていくことを目標としています。
栄養のバランスの取れた食事を経験すること、皆で美味しく食べることの経験、お友達と一緒に楽しく食べることの喜び、食を通した生活習慣の学び、体験、そして食育を通して「生きる基本」生活の基本を学び体験をしていきます。
成長の土台
食育を通した保育を通じて、心身が健やかに成長するための土台をつくっていくこととして取り組んでいます。
保育園では子どもたちが健康的に生活ができるようにまた、生涯にわたっての健康のために「食を営む力の基礎を培う」ことを目標に食育を実施しています。
特に乳幼児からの食を通した体験は大人になってからも影響するものです。
大人になっても正しい食生活が送れるようになるか、また食事のマナーが守れるようになるなどの子どものうちからの食育が大きく影響していくことは間違いないでしょう。
食育に関する指針
大きな目標としてはまずは「楽しく食べる子供に~保育所における食育に関する指針~」が厚労省からあげられています。こどもたちが食育を通しての目標も具体的になっています。
・お腹がすくリズムのもてる子ども
・たべたいもの、好きなものが増えるこども
・一緒に食べたい人がいるこども
・食事づくり、準備にかかわるこども
・食べ物を話題にするこども
こちらの目標を園でもしっかりとできるように毎回の食事の時間を献立に力をいれています。
食育の観点からの保育の目標に沿うよう取り組んでいる次第です。
毎日のことですから毎日が特別ということではなく日々の食事をこの目標に沿って楽しく仲間と過ごす時間を美味しく食べるように配慮しています。
食事の時間には「いただきます」「ごちそうさま」と言えるようにしたり、お片づけに挑戦したり、小さな子供にお手伝いをするなど生活の中で自然にみにつけることがたくさんある時間でもあります。
また、園で栽培した野菜でお料理をしたり、お魚の下ごしらえを練習したりと普段ではできない体験を通して食の大切さ、自然とのふれあいの大切さなども学ぶ機会にもなっています。
食育はこども月齢に添った食育計画が必要ですが、そのことも含めて園として何を子供につたえたいのか?を考えていけることにも注意をはらって取り組んでおります。
保育士としての専門性の中でまた栄養士さんの力を借りながら共同作業として子供を保育していくことが子供たちが健やかに育つ大切なエネルギー源だと思っています。
ご家庭でも食育を
保護者の方が食育に取り組むことも子どもたちにとって大きなプラスになるでしょう。
しかし多忙ですし、お休みの日にお子さんの体調や保護者の方の気持ちの余裕がないと一緒に料理を作ったりなどは難しく感じるものです。
そこで、ベビーシッターと家事代行サービスを一緒にお願いできるサービスを利用するのはいかがでしょうか。
保護者や保育士以外の大人とふれあう機会や、料理を作る人を間近で見て体験する機会はお子さんの将来に渡る大きな刺激になります。ぜひ利用を検討してみてくださいね。