寒くなってきましたね。保育園でも体調を崩す子どもたちが増えてきました。
新型コロナウイルスも心配ですが、通常の風邪予防は新型コロナウイルスやインフルエンザも含めて健康管理の対策の大切なことなのでここで改めて確認しながら行い、子どもたちを守ってくことが大切です。
保育施設はすぐに蔓延する
保育園で一人の子どもが風邪をひいてしまうと、あっという間に他の子供にうつってしまって気が付いたらクラスの半分以上がお風邪をひいていたということはよくあります。
新型コロナウイルスに感染した場合はもちろんですが、インフルエンザも保育施設の規模によってはすぐに臨時休園となってしまう可能性もあるでしょう。
子どもは小さいほど免疫力が低いので風邪をひきやすい傾向にあります。
小さな新生児は母体からの抗体が体に残っていますが、月齢がすすむにつれて減少するため、生後6か月以降になると風邪をひきやすくなるのです。
鼻水やくしゃみなどの症状がでましたら園でも配慮しつつ、保護者に注意喚起しましょう。
無理をせずにお休みを
忙しい中で保護者にお休みをお願いするのは心苦しいものがあります。
しかし、重症にならないようにするためにも少し風邪かなと思ったときにはゆっくり休ませることがお仕事への負担が軽くなることもあります。
乳幼児はちょっとし対応の遅れで重症化しやすいこともあるのです。
栄養をとって、無理させないように保護者の方へ促しましょう。
基本の風邪予防
コロナ禍で保育スタッフも保護者の方もマスク、手洗いはしっかり身に付いていることでしょう。
新型コロナウイルスとインフルエンザを同時に感染してしまう可能性があることが話題になっているので、改めて丁寧に気を付けていかなければいけません。
手洗い
風邪をひいている園児の飛沫がついたり、おもちゃをさわったり、手をつないで一緒に遊んだりすることを保育施設内でさけることは難しいものです。
鼻をかむことや手洗いをすることがむずかしく、身の回りのものにすぐ口をつけてしまうことが乳幼児の特徴でもあるためです。
もちろん定期的に保育士が消毒はしていますし、目配り気配りで注意しながら感染対策に努めています。
手洗いができる子も、みんなが上手に手洗いできるわけではないので保育士は注意をはらっています。
手遊び歌を利用して洗う習慣づけをしている園もあるでしょう。
うがい
上を向いてガラガラうがいをするのが難しい子は、口の中にお水を含んでブクブクさせるだけでも違います。
うがいは口からのどの粘膜についたウイルスなどを洗い流す効果があります。
また、空気が乾燥しているときに喉を潤す効果もあるので風邪予防につながるのです。
マスクを着用するのが難しい子どもたちでもできるだけ喉が乾燥しないように配慮しましょう。
こうした基本の風邪予防が大きな病気の予防にもつながります。