親子で行こう!全国のお花見スポット

春になって暖かくなると、子どもはもちろん大人も外に出たくなるものです。
春といえばお花見の季節。爽やかな風に吹かれて、春の訪れを親子で楽しみましょう。
全国各地のお花見スポットをご紹介します。

北海道:五稜郭公園

仕事などの都合で、せっかくの桜のシーズンを逃してしまったという人は、北海道新幹線に乗り函館まで向かいましょう。
北海道を代表する人気お花見スポット、「五稜郭公園」なら、例年ゴールデンウィーク後半の 5 月上旬が見ごろです。園内にある五稜郭タワーに上って、五稜郭の特色である星型の城塞跡を桜と一緒に地上 90 m から眺めることができます。

東北:弘前公園

およそ300 年前に京都の嵐山から持ち帰ったカスミザクラから始まったという、弘前公園の桜。今ではソメイヨシノを始め、八重桜や枝垂桜などが約50種類、合わせて2,600本もの桜が、毎年競い合うように花を咲かせます。
お城を囲むお堀は、まるで桜のトンネル。子どもも喜ぶ観光舟に乗って、ゆったり眺めましょう。
毎年4月下旬から開催される「弘前さくらまつり」も、100回以上続く歴史あるお祭りです。

関東:千鳥ヶ淵

仕事の都合などで、春に遠出ができないパパ・ママが、いつでも子どもを連れて行きやすいのが、皇居のお堀に咲く桜並木。地下鉄九段下駅から歩いて5分の距離にある「千鳥ヶ淵緑道」は、アクセスの良さも手伝って、都内で指折りの人気お花見スポットとなっています。
見ごろは、3月下旬から4月上旬。ライトアップもされるので、大人の夜桜デートにも良いですが、親子で行くなら日中に貸しボートから桜を眺めるのが良いでしょう。

関西:造幣局

関西なら京都の神社仏閣にも桜の名所はたくさんありますが、大阪の造幣局の桜並木は、この時期だけ一般公開されるという特別感もある人気スポット。「造幣局の桜の通り抜け」と呼ばれています。560mの道路に、全国から集められた約130種の桜が所狭しと並んでいて、それぞれの桜には名札も付いているので、種類による違いを楽しみましょう。

九州:熊本城公園

言わずと知れた「日本三名城」のひとつ、熊本城。お城を擁する熊本城公園は、九州を代表する桜の名所でもあります。毎年3月下旬から4月上旬にかけて、桜の馬場城彩苑や二の丸広場周辺といった園内の隅々にわたって、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヒゴザクラなどが、全部でおよそ800本。
「春のくまもとお城まつり」も開催され、武将隊のパフォーマンスや居合い斬り演武、太鼓の演奏といったイベントもいろいろ行われるので、親子で楽しめます。