5歳児におススメの読み聞かせ絵本


5歳になると規範意識と社会性が芽生え、社会や集団のルールを理解し始めます。
友達と遊ぶことやコミュニケーションを取ることの楽しさが分かり、その関わりの中や遊びの中でルールや決まり事を作りながら遊べるようになってきます。時には自分たちで考えたルールや決まり事を変更したり、どうすればもっと良くなるのか役に立つのかを考えることもできます。
また相手を思いやる気持ちや相手の立場になって考える能力は4歳の頃よりもさらに発達するので、グループワークや集団で行動することができるようになるのも5歳児の特徴です。
グループや集団で行動する際には周囲に自分を合わせ、我慢することを覚えます。
みんなの為に自分を制御することができ、感情面では本当は泣きたいのに泣くことを我慢したりなどとコントロールが上手になってきます。
言語能力の面では、発音がしっかりしたものとなり語彙力も圧倒的に増してきます。
表現の仕方も増え、コミュニケーションの幅が広がり高度な会話ができるようになってきます。
話すことだけではなく聞くことも上手になるので、家族との会話や友達との会話を楽しむことができます。

5歳児におススメの読み聞かせ絵本

5歳児のお子さんは絵本の文字を目で追いながら音声の認識もできるようになってくるので、その文字がどのような発音なのか、どのように読むのかが自然と分かってきます。
このように知能面でも大きく成長してくる5歳児のお子さんには小学校入学に向けての準備も兼ねて、知的好奇心や知的探究心、物事への向上心を育てるような絵本がおススメです。
集中力をさらに上げる為に、ストーリーの長い絵本を選んでも良いでしょう。

作:ユーフラテス「コんガらガっちあっちこっちすすめ!の本」
作:シゲタサヤカ「たべものやさん しりとりたいかい かいさいします」
文:岩崎京子 画:二俣英五郎「十二支のはじまり」
作/絵:五味太郎「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」
原案:藤田千枝 写真:川島敏生 文:長谷川摂子「まほうのコップ」
文:長谷川摂子 絵:降矢奈々「おっきょちゃんとかっぱ」
作:石津ちひろ 絵:なかざわくみこ「なぞなぞのみせ」
作/絵:バージニア・リー・バートン 訳:石井桃子「ちいさいおうち」
再話:稲田和子 画:赤羽末吉「くわずにょうぼう」
作:長新太「世界のあいさつ」
作:アーロン・ベッカー「ジャーニー 女の子とまほうのマーカー」