園内で七夕まつりをしよう!

七夕は、子どもたちにとっても大人にとっても楽しいイベントのひとつ。
その由来や歴史を知ることで、より一層七夕を楽しむことができるはず。さらに、七夕に関連するアクティビティを取りて、子どもたちに学びながら楽しんでもらいましょう。

七夕の由来と歴史

七夕(たなばた)は、日本の伝統的な行事で、毎年7月7日に行われます。この行事の起源は、中国の「七夕伝説」。

言い伝えによると、織姫(おりひめ)は天帝の娘で、織物が得意でした。一方の彦星(ひこぼし)は、牛飼いの青年です。

織姫と彦星は結婚しますが、仕事を怠るようになり、天帝の怒りを買い、天の川を隔てて引き離されてしまいました。しかし年に一度、7月7日にだけ天の川を渡って会うことを許されたというお話です。

江戸時代(1603-1868)には、一般庶民の間でも七夕が盛んに祝われるようになり、短冊に願い事を書いて竹に飾る風習が広まりました。短冊には、学問の上達や恋愛成就など、さまざまな願いが書かれます。

 

七夕のおすすめアクティビティ

七夕をさらに楽しむためのアクティビティをいくつか紹介します。これらのアクティビティは、保育の現場で子どもたちと一緒に楽しむことができ、七夕の由来や歴史を学ぶ良い機会にもなるでしょう。

短冊作り

[材料]
色紙や折り紙
はさみ
ペン
ひもやリボン
[作り方]
①色紙や折り紙を短冊の形に切ります。
②子どもたちに自分の願い事を書かせます。
③短冊にひもやリボンを通し、竹や笹に飾ります。

織姫と彦星の劇

[準備]
簡単な衣装(布や紙で作成)
台本(簡単なもの)
[進め方]
①織姫と彦星の伝説を簡単にまとめた台本を作成します。
②子どもたちに役割を分担し、劇を行います。
③劇を通して、七夕の物語を楽しく学びます。

七夕飾り作り

[材料]
折り紙
はさみ
のり
ひもやリボン
[作り方]
①折り紙で星や輪つなぎなどの飾りを作ります。
②作った飾りをひもやリボンに通し、竹や笹に飾ります。

七夕の歌と手遊び

定番「たなばたさま」の歌に合わせて、手遊びを行い、楽しい雰囲気を作ります。

♪七夕さま〈振り付き〉【日本の歌・唱歌】