保育園は、公立保育園と私立保育園の2つに分かれます。このうち私立保育園は、独自の教育方針やアプローチを展開し、保育園ごとに異なる雰囲気を持つ特徴があります。
ここでは、私立保育園の特徴をカテゴリごとに紹介し、どのような方に向いているかをご紹介します。
私立保育園の特徴
私立保育園は、雰囲気や方針によって大きく次のように分けられます。
■宗教色の強い私立保育園
こちらの保育園は、宗教法人が運営する場合が多いです。
日々の教えや行事を宗教に基づいて行います。キリスト教の場合は教会でのお祈りや、仏教系の場合はお寺での参拝など、宗教に関連したイベントや行事が特徴です。
■専門分野に特化した私立保育園
ある特定の分野に焦点を当て、それに関連する活動を豊富に行う保育園です。
英語なら外国人講師との英会話、体育なら専門のインストラクターからの指導など、専門家の指導を受ける機会を提供しています。
■個性的な保育内容を持つ私立保育園
独自の保育スタイルを持っている保育園です。
例えば、アウトドア活動を重視する保育園や、自分たちで育てた野菜を給食に取り入れる保育園など、個性的なアプローチが特徴です。どの保育園も独自の体験ができるでしょう。
私立保育園で働くメリット・デメリット
私立保育園での職には、どのような魅力や課題があるのでしょうか。
私立保育園の保育士として働く際のメリットとデメリットを対比してみましょう。
私立保育園のメリット
・保育内容が多様
各保育園が独自の活動やイベントを提供し、忙しさの中でもやりがいを感じることができます。
・予算が柔軟
公立保育園とは異なり、施設や遊具に柔軟に予算を使え、新しい教材や遊具の導入が一般的です。
私立保育園のデメリット
・給与格差がある
運営母体の規模や選ぶ保育園によって給与に差があることがあります。
似たような特色、保育方針でも求人票を見ていると大きな差があることがわかるでしょう。
適切な給与水準を提供する私立保育園を選ぶことが大切です。
特色が合わない
特色が強く、自分に合わない場合もあるかもしれません。
自分の中で合わない特色は、保育に抵抗を感じる可能性が出てきます。
保育園の特色や保育内容を入職前に十分にリサーチしておくことで、後からの違和感を防ぐことが重要です。
就職、転職活動で私立保育園を選択肢に入れる場合、上記を参考にご自身に合った保育園を探してみましょう。