保育士目線の子どもたちの撮り方

保育園での撮影の機会は多いです。

しかし保育士はプロのカメラマンではないので先生によって写真の質はバラバラ。

新学期になる前に保育士だからこそ撮れる子どもたちの写真のとり方のコツをマスターして保護者の方に喜んでもらいたいですね。

ちょっとしたコツを抑えるだけで写真が見違えるのでぜひ参考にしてみてください。

子どもの目線で撮る

「何をしているの?」と声をかけ、子どもたちの目線になるようしゃがんで撮ってみましょう。

声をかけて振り向いた瞬間にシャッターを切ると表情豊かな写真が撮れることもあります。

子どもの目線で撮ると思わぬ迫力のものが撮れることもあるので楽しんで撮れますよ。

上から見下ろす写真を多く撮りがちという方はお試しあれ。

子どもたちとの距離も近くなり、コミュニケーションが取れやすくなります。

遊びながら撮る

保護者の方は園生活を送る子どもたちの自然な表情を喜んでくれます。

真剣に遊んでいたり、楽しく遊んでいたりと遊んでいるときは自然でさまざまな表情を撮影できるので、一緒に遊びながら撮影すると良いでしょう。

ポイントは大勢ではなく2〜3人で遊んでいるところを狙うこと。

大人数だとポーズをしたり目線をくれたりして自然な様子が伝わりにくいですし、少人数の方がフレームに収まりやすいです。

遊びや撮影に夢中になって他の子への気配り目配りが疎かにならないよう、保育士複数人で取り組んでみましょう。

場面がわかるよう意識して撮る

あとで写真を見返したときに「何をしているかわからない」写真になっていませんか?

どこで何をしている写真なのか後でみてもわかるように意識して撮るようにしましょう。

公園で遊んでいるシーンでは背景に公園を入れたり、製作の時間に撮影する場合は製作物を手に持ってもらったりするとわかりやすくなります。

 

いかがでしょうか。

連絡帳に載せたり、写真販売システムに載せたり、行事やイベントごとに撮影したりとなにかと多い撮影の機会。

コツを抑えつつたくさん撮影することでどんどん慣れて良い写真が撮れるようになってきます。

カメラを構えると撮ってほしがる子もいますが、逃げてしまう子もいるでしょう。

写真を撮ってすぐその場で「みせて、みせて」と言ってくる子も多いのではないでしょうか。

そんなときは画面をみせながら笑顔やがんばりをほめてあげると、なかなか写真を撮らせてくれない子も自信がついて、楽しい雰囲気で撮影することができるでしょう。

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